街と自然のバランスの良い便利な渋谷区
渋谷区の実際
渋谷駅周辺など、人が多く、深夜ともなるとやや治安が悪いイメージもある「渋谷区」。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか。渋谷区で治安が悪いとされるのは、渋谷109の周辺です。警視庁の犯罪情報マップでは、このあたりは最も危険とされる赤色に塗り分けられています。渋谷109周辺といえば、多くのショップが立ち並び、人通りも多いエリアなので、日中はさほど危険はありませんが、深夜営業のクラブなどのお店が多い分、夜間の犯罪トラブルが起こりやすいようです。
それ以外の面では、渋谷区は特に他のエリアと比べて「危険」ということはなく、交通利便性などに優れた過ごしやすいエリアといえます。特に近年は再開発によって新しいビルが次々と建設され、ショップだけでなくたくさんの企業のオフィスやテナントが集まってきています。
もともとファッション系などおしゃれな企業が多く集まるるエリアですから、流行と文化の発信地として今後もますます発展していくことが予想できます。
変化する渋谷
また、渋谷駅周辺だけをみていると、若者の街、というイメージが強い渋谷ですが、渋谷駅から離れた松濤は高級住宅街ですし、駅北東の原宿や表参道に近いエリアは、渋谷駅周辺とはまた違った雰囲気のオシャレで洗練されたショップやオフィスが多く集まっています。
代官山や恵比寿方面にも近い桜丘町周辺は、セルリアンタワーを中心にIT企業のオフィスなども集中しており、最先端の雰囲気が漂っています。そのほか、ビルばかりでなく、明治神宮や代々木公園、新宿御苑といった自然のあるスペースも街に馴染んでいるのが渋谷区の魅力でもあります。
プライベートで住む場合も、オフィスを構える場合も、街と自然が程よく揃っているエリアというのは貴重なのではないでしょうか。
再開発は終わったわけではなく、まだまだ続いていますから、今後も渋谷区の形は変化していくと予想されます。新しい施設や物件も次々と出てくるはずなので、こまめにチェックしておきましょう。